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先ごろ、銚子うめぇもん研究会が第2回めの商品発表・試食会を開催し市長が多忙の中、出席したことに、お礼を含め挨拶に伺いました。儀礼上と思っていましたが当うめぇもん研究会に対する市長の思い入れがことのほか熱く驚いた次第です。以前の職場で体験した新潟県寺泊や最近、日本海の氷見市で地元の人がお互いに助け合い地域を盛り上げる事例を挙げていました。銚子の現状を嘆き変革を求めることは上に立つ首長の当然の振る舞いですがその意気込みは予想以上でした。
外側から軽率な言葉を弄すれば伝統に胡坐をかき、表に立つのは金太郎の飴のような人ばかりでいつも銚子、銚子と食い物にしているような感じをしています。「銚子」という言葉を一切発せず、ものを語り、創り、深さで地域を紡ぎだす所作を見たいものです。例えば飯岡町は合併で旭市になり自らを地域で表現する言葉を喪失しました。職業上は調理人ですが自らを一介のもの創りとして愚直に這う以外に活路は見出せません。市長の思いが地元の不可視の行為者に届くよう期待しています。
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